トーゼンスターダム3

スプリンターズSベルカントと心中しました。秋華賞はガミりました。凱旋門賞は「言わんこっちゃない」というボヤき。そんな個人的秋G1戦線。そして菊花賞。残念ながら仕事忙しくて現地観戦出来ず。でもまぁ今回あんまり盛り上がらないので悔しさは少々程度。夏の成長に期待していた馬が案外で出走していないというのがありますし、どうしたことか阪神タイガースがえらいことになっていることも一つですが、何つっても番組表の問題で今年の菊花賞での新馬戦が2000mになっていて興醒めしたというのが大きい。ええ加減にしてやJRAさん。


[×]【マイネルフロスト】 黒潮×グラなら血統はまずまずと言えそう。内を利したい点で、勝負の鍵は大知が岩田に勝てるかというところか。
[ ]【トーホウジャッカル】 前走は見どころあり。ただ血統に不安があるし、人気集まってて割の悪い印象。
[ ]【サングラス】 いくら母父がダンスだからってスタチュー産駒なのよ。テレビ馬かと。
[ ]【サウンズオブアース】 前走の好走はハマった感。ネオユニ×ディキシーという血統も不安。例えばデスペラードは母父トニービン&母母父BTってのが大きいと思う訳で。
[×]【シャンパーニュ】 血統は文句ない。展開も利せそう。阿寒湖特別の内容は良かったし、TVCMのサインみたいな要素もある。それでこの超人気薄は美味しい。ただ今の軽い高速馬場がどうか。
[×]【ショウナンラグーン】 ボリクリ×マンカフェは何とかなる血統。前走が訳ワカラン競馬してて、要するに鞍上が問題なんだと思う。浜中に替えたいんだが。
[◎]【トーセンスターダム】 そらそうよ。母系の不安とか折り込み済みのアレよ。
[×]【ワールドインパクト】 全兄のダノンジェラートが12番人気でゴルシに1秒差の7着。この馬も母系に不安があるが、やはりディープ産駒は京都が向くんだと思う。
[×]【ハギノハイブリッド】 京都新聞杯勝ち。高速の淀なら母父トニービンはプラス。他の馬達と比べれば血統からの長距離適性は評価できる。
[ ]【ゴールドアクター】 人気し過ぎだと思う。
[ ]【アドマイヤランディ】 これだから須貝は嫌いなんだ。
[ ]【タガノグランパ】 近走の好走は「サウスポーだから」という評価にしているので、ここはスルー。
[ ]【ミヤビジャスパー】 アドムン産駒とか長距離で絶対買わないよ。
[ ]【トゥザワールド】 全兄がアレだったり気性的な不安はあるがこのメンバーなら地力の高さでどうにかするかもしれないけどやっぱスルー。
[○]【ワンアンドオンリー】 母父がタイキシャトルではあるが、ウインバリアシオンの母父は嵐鳥だったりする訳でどうにかなると思います。この相手に崩れるイメージが沸かない。ただ過去のデータでダービー馬の菊花賞実績が案外なのを考えると、いわゆる2着がここで炸裂するんじゃないかなと思ったり。
[▲]【サトノアラジン】 前走がまさに「ディープ産駒は淀で買えってことだよ」な内容だったので、ここは買い。人気が程よく落ちているのも大きい。
[×]【ヴォルシェーブ】 ゼウスバローズみたいな乗り方してくると思います。馬の力よりも鞍上が怖い。
[ ]【メイショウスミトモ】 行く行くは大きいの狙えそうだけど、あくまでダート馬という意味なのでスルー。


買い方としてはワンアン軸の三連複で、だから今回は候補多め。どうも気乗りしない菊花賞だからこそトーセンに勝ってもらって「ちくしょー!」したいもんだが…。


【追記】
レコードのタイムにそこまでの驚きはない。短〜中距離戦ではレコードがどんどん更新されている一方、長距離はそれが無かったのだし、ようやく出ただけのことだろう。驚きなのは各馬の上がりで、こういった勝ち時計でもみんなしっかり脚を使えている。逃げた馬を除けばほぼバテテない。平坦の京都であってもラスト1Fは鈍る傾向にあるんだけど、今回はそういうところも無かった。もう1つ驚きは前半3Fの入りは37秒で、序盤の1000m通過が1分1秒。これは馬場状態を考えるとかなりどころでなくドスローな入りだった。それでこのレコードはある意味で凄い。うーん、おそらく今回の馬場状態だと、全力を使い切る展開になれば3分は切れたんだろうなぁ。ひぇー。
上位3頭は好スタートから楽に好位を取ることが出来た馬達。レコード決着とは言え、ヨーイドンの皆が一定の切れ味を扱える展開なのであれば、好位組やロスのない立ち回りをした馬が有利。サウンド蛯名の好騎乗が光っていた様に、フェノーメノな競馬が大事ということか。本当に残念だったのはサトノアラジンで、スタート悪かったのが既に致命的とは言え、出負けなら出負けなりにすぐに内に入ってロスを抑える競馬が出来ていた。以前、ベールドインパクトの四位が言っていた「このコースだと下手に好位を獲りに行くより、後方待機の方が良いこともある」というものだったし、外を回すのでなく内を選んだのも正しかった。しかしその先、4コーナーでタレた馬を捌くのに1テンポ崩されたこと、直線では論外の斜行劇を受けたこと、これらが無かったらなぁと思わずにはいられない。しょうがないね。しかしまぁ第四四半期の浜中は別人のようだわ。デニム買えばいいのか?
心中したトーセンに関しては満足。外外外の競馬やってあれなら上々。ワンアンはちょっと分からないなぁ。ヨーイドンなら最後の1000mは57秒で走れたはずだが案外な結果。デビューから一切休まず坂路バカ一筋で鍛えに鍛え到達したダービー制覇と考えると、夏に放牧出したのがマズかったのかもしれないですね。