今夏も

まだ「テレビの消費電力はエアコンのそれよりも大きい」系のデマが存命してるのね。週ポやデジマのデマ記事が相変わらずツイッターその他でピックアップされてやがる。こういうデマを真に受け引き合いにして、ブログやSNSなんかの「ネット」で「テレビ消してエアコン付けよう!」なんて言っちゃうことは、まるで裸の王様なんだけど、「信じたいものを信じる」というネット時代のコレばかりはどうしようもないからなぁ…。しかしどうにかならんのかな。そういえば、この件はまるで著作権ネタにおけるオーケンネタみたいなものですね。とすれば後日「デマだったのか」と呼べるような記事なんかが世に出てくるといいんだけども。
このデマを取り巻く構図、今回の節電ネタに限らずおそらくあらゆる問題にテンプレのように扱えるものだと思います。例えば最近のSpotifyネタなんかにも言えることかと。日本の明るい未来、平和で安全で豊かな未来、それを獲得するのは容易でなく、日本の場合だと、その為には一人一人の力、それは強かさや巧妙さや老獪さ等という言い方でもいいと思うけど、それらが必須であって、ああいうデマに惑わされないリテラシーを一人一人が持てるようになることを望みます。脳が溶けそうなほどクソ暑い京都にいるとそういうことを思ったりもします。