救いのひとつを見出すとするなら
ただの人が犠牲にならずにすんで良かった
人のいのちは皆等しく重いのだろうけど
不憫さはまだマシだ
そんくらいだ
救いがないのは
与野党、内外みな金太郎飴のような定型コメントだ
もういらんねん
そんなだから日本はこんなんなってもうたんや
コロナインパクト
日本って国は
人々の移動を特に封じてなかったし
怪しそうな奴でも特に隔離せず日常に還してたし
某クラブバアッーのアレみたいに個人軽視した監視や公表は全くせず、
Pナントカ検査も大規模にはせず、
マスクなど衛生品の転売を始め、営利行為はやり放題できていた
休業補償も特にないから「国の」出血は軽微
アベ批判なんかの報道もおそらくは自由にやれていた
他にもアレコレ…
そんな日本の数字は世界のユウトウセイ
たぶん日本だけ
どうかしてる
日本マンセーをしたいのではない
自由を礼賛する世界なら、日本をまず称え、モデルにしろ
見事なまでの自由や市民の勝利なんだから
頭がおかしくなる
おかげでキョウヘイで玉砕した
ワニの件
「地方の怪物」
地方で負けなしの馬が中央挑戦、という図式は僕ら競馬鹿の興奮をかきたてるもんである。古くはハイセイコー、オグリキャップ、ライデンリーダー、コスモバルク。僕らは今もどこかに彼らを見ている。
もし今「大井の怪物!無傷の5連勝で京浜盃制覇!」なんてのがあったとして、それが吉田オーナーの社台馬だったらあんま盛り上がらんと思う。まぁこれだと最初から解ってるから流れが違っただろうか。まぁそれはともかく、このワニはハイセイコーらがそうだったような、下層が上層に対して一撃をお見舞いするようなカタルシスで成り立っていたんだろう。
あるいはAVデビュー前提でイメージビデオデビューみたいなアレだろう。そりゃ萎えるって。そういうのいらないから、って。
やりきれない
一時期、明智光秀が討たれた場所近くの社宅に住んでたことがあって。京阪の六地蔵駅はよく利用してた。特に競馬で、というか競馬のみで。ある日、同僚と競馬行って、お互いエエ感じに勝てたこともあり、帰りに六地蔵駅の真ん前の焼肉屋で飯食ったことがある。俺は人よりはアニメ理解る方だと思うけど、同僚はYシャツの下に「どこで売ってんねんそれ?」的なTシャツ着てくるような、「萌えがお好きなのね」な奴で。そんで肉食ってる時に彼に教えてもらったのがあの現場だった。木幡んとこは知ってたけど、こっちは全然知らなくて。食い終わったあと、ホントにすぐそこだったんで連れてもらった。日曜だし夜だしで、かつ見た目ただの建物なんで、オーラみたいなもんは全く感じなかったんだけど、それはまぁ木幡んとこもそうだし、そういや王将本社とかもそんなんだからある種の京都あるあるだと納得して。ただ、「へー」って見てた。
今は住んでるとこ変わったから六地蔵駅には特に寄らんけど、仕事で木幡んとこを車で通るのは日常だったりする。俺はここのアニメほとんど見たこと無いんだけど京都贔屓な性分なんで応援してたし、地元の誇りみたいなのもある。だからこそ京都で惨事が起きると毎回やり切れないんだけど、今回は事件の性質もあってかなりキツい。本当にやりきれない。報道で警備システム云々が触れられてたけどアレはウチもそういうとこがあるんだ。そういうとこもやりきれない。安らかに、なんて無理なんだ。祈りとかいう無力でしかないものにしかすがれないことの辛さ、だ。