Jカップ

小笠原諸島での火山島の成長速度が非常に速いとされていますが、それに引けを取らないのがミルコデムーロの日本語の上達速度です。ありゃあ大したもんです。遠くない将来、ファンと騎手との集いに参加しててもおかしくなさそう。その為にもJRAは次の試験で彼を合格にすべきだと思います。

さてJカップ、僕はそこまでのおっぱい聖人にはなれないのですが、そうジャパンカップ、今年は寂しいメンバーになったかなー。やっぱり海外勢が華やかでないとね…このレースの存在価値が問われるようなものですし。国内勢はまずまずのメンバー。馬券は買わないけど予想くらいはするさ。ちなみに本日はメイショウデイムで玉砕しました。後悔はしてない。寸評。


[ ]【ヴィルシーナ】 力不足。
[×]【ナカヤマナイト】 距離は長いが展開的に脚が溜められそうな。
[△]【アンコイルド】 ↑に同じ。勢いのある間は買い。
[◎]【エイシンフラッシュ】 絶好機じゃね?
[ ]【トーセンジョーダン】 調教気配は上向き。去年も惨敗した秋盾から着順上げてるんで掲示板は行けそう?
[ ]【アドマイヤラクティ】 キレッキレじゃないんで厳しい。
[○]【ジェンティルドンナ】 前走あんな流れで2着は立派。一度使った分、力みも解消されてるはず。
[ ]【ファイヤー】 出走してきた驚きよりもオッズ100倍切る程度なことに驚きw
[ ]【デニムアンドルビー】 キレッキレじゃないからなぁ、内も突けないだろうし…。
[△]【ドゥーナデン】 海外勢の大将格。実績立派。今年勝ってないけどG1でノヴェリストやセントニコラスの2着は地力の高さの証。血統は父がNicobarで母父Kaldounevees。日本じゃ無名でナンダコレだけど、父がインディアンリッジ×ND系に、母父が昔JCに来たアンジュガブリエルの父でカロ系。ここだけ見ると日本ならマイル〜中距離の芝って印象で「こいつ何でメルボルンCとか勝ってるの」な構成。おそらく母母父のブレニム系からスタミナ来てるんかな? 言いたいことは、日本の芝への適応力は案外あったりするかも? そもそも大将格には敬意は払うことがジャスティス。
[×]【ルルーシュ】 逃げて!
[ ]【ホッコーブレーヴ】 コーセイどうせ外回しそうだしなぁ。
[▲]【ゴールドシップ】 高速決着は合わない本馬だが、スロー濃厚な今回なら脚を溜めて行けるんじゃね?
[ ]【シメノン】 実績的に無名だが血統は悪くないなぁ。陣営も日本の硬く速い馬場に妙味感じてるのか、追い切りもかなり積極的で勝ちに来てる。ただ展開がなぁ…ヨーイドンはしんどいだろう。
[ ]【スマートギア】 衰。
[ ]【ヒットザターゲット】 いくらユタカだからって…。府中は合ってそうだけど。
[ ]【ジョシュアツリー】 力不足。 


買い目としては今秋のトレンドな7頭三連複BOX35点。ただ基本的には人気どころで収まると思う。先週のマイルCSはガチガチで収まりましたけど、レース前は混戦ムードでした。今回はそういうムード全くないですね、色気を感じることが出来ませんわ。なので三強総崩れは無いとする買い方で25点。これでもガミる可能性は高いんだけどしゃーないか。いっそエイシン単勝に行った方が安定しそうな。ちなみにエイシンフラッシュを一番手に置いたのは、不安要素が少ない分の差。
展開を想定するとまず逃げ馬が不在。おそらくジョシュアツリーが行くか、ルルーシュ、ひょっとしたら内枠からヴィルシーナと思うのだけど、どれが行こうが溜め逃げって感じで、ドスローのヨーイドンになると思います。時計の数字的には平均でしょうけど、芝の状態考えたらドスローってやつですね。前が残る展開、内だけが伸びるという、糞レース警報発令だわ。ちょうど今日のオリエンタル賞なんかクソのクソのクソの10年に一度のクソレースになったりしましたが、あれが騎手の意識を少し変えてくれて自分の見立てと違ったレースになることを願わんばかりです。まぁないやろな。



【レース後追記】
いやー史上稀に見る糞レースでしたね! 馬券買わんでよかった!!!
ドスローと予想したらそれ以上のクソスローやってくれました。どうしようもないよ。というか何なんだよアレ。どうせぇっちゅうねん。しかしあんなレースでも勝ち切るジェンティル半端ねえ。マジ半端ない。まだカリカリするとこはあったけれど、あの超スローでも我慢が効いたのは一度使った効果なんでしょう。
デニムが飛んで来れたのは、あれだけ極端な上がりのレースなら斤量差が純粋に影響したのだと思う。あと上がり3Fが11.1-11.1-11.9な訳で、好位抜け出し組がバテてるね。じっくり構えてたのも良かったんだろう。トーセンは復調気配からの地力の結果みたいなもので、やはり天皇賞秋でレコード叩き出しただけあるなーと。俺トーセン好きなのに信じてやれなかった。同じジャンポケ産駒でもあるジャガーメイルが好走したパターン、気付いてやれなかったなぁ。ラクティは道中経済コースで直線も内から伸ばしてくる完璧な競馬してた。ウィリーやっぱすげーな! エイシンはコレやりたかったんだろうけど…。デュナデンは評価上げたでしょう。やっぱ軽いとこも適応したわこの血統構成、こっちの方が合ってんじゃねの。直線入った時の手応えには「外からでもいける!」と思ったんだけども。コース取りの距離ロスからしラクティの様な競馬が出来ていればイケたかもしれんわー。次は有馬に向かうそうで。正直勝ってほしいです。だってクラリオン系ですよ? しかもサンデーやロベルト、ミスプロトニービン、テースト、あらゆる主流の血が入ってないという奇跡の種牡馬になれる。たまらん!!! 社台や日高はさっさと購入交渉すべき。
エイシンはもう語る必要ないね。というか先行勢は何しにこのレース出てきてんだ。アンコイルドやナカヤマは最初のコーナーでごちゃ付いた影響あったかな。ただアンコ後藤は何で直線に外に持っていったかね。一方のナカヤマ先生は「ジェンティルは抜け出すから」みたいなコース取りで、ここに騎手の差を感じられたかなーっと。
さてゴールドシップ京都大賞典の結果で「やっぱりゴールドシップは溜めていくべき」みたいな感じになっちゃった? あんなペースなら普通バックストレッチ入って押し上げるべきだが、鞍上は最初から腹括ってた感じで何もしなかった。おそらく大欅まで動く気なかったんだろう。パドックの馬体も前走まで見られた鍛えられたパワーではなく、柔らかさの方が出ていて、それは陣営が意図して作ってきたんだろうけど、全て裏目に出ちゃった気がする。ここまでチグハグしてしまうと有馬での巻き返しも黄信号か。中山2500mはステゴ産駒が鬼だから期待してるんだけども。