凱旋ならず

分かんねぇけどトウケイヘイローなら勝ってたんじゃないかな?(スッとボケ)

冗談はともかく、いやぁ直線入り口では「やったか?」と思ったんだけど、一瞬先に動いていたトレヴの決め手がキチガイ染みてましたね。あんなの勝てっこないわ。馬場は昨年ほどではなくともいわゆる欧州の重い馬場というタフなコンディション。スローペースでヨーイドンだった今回の展開はスタミナに不安のあるオルフェーヴルキズナにとって良かったと思う。けどトレヴの決め手はその上を行き、日本馬が屈する結果に。もしノヴェリストが無事に出走していればもう少し流れて違った展開になったと思うけれど、それはそれでスタミナや底力を求められる訳で、結果はより悪いものになってたかもしれない。馬場が良馬場であったのなら、それはそれでタラレバの夢を見られそうだけれども。特にキズナは。
これだけの大舞台になると極限を求められる勝負となるんでしょう。今回は大げさに言えば極限の切れ味勝負だったかな。ただ、切れ味勝負だろうが、我慢比べだろうが、農耕レースだろうが、高速レースだろうが、極限を求められる領域になってくると、それぞれの人馬の能力だけでなく、そのバックボーンとなる地の利というか、日本畑ではどうしようもない部分が出たんじゃないかなぁとトレヴの今回の化け物っぷりを見て感じた。そう言えば、前回の勝ち馬であるソレミアに対して僕は「こんなカビ生えてるような血統に阻まれたのか」みたいな評をしたのだけど、積み重ねられている歴史、そこから根付くフランス馬としての特性に負けたのかもしれない。
勝てはしなかったけど、オルフェーヴルキズナは本当の本当によく頑張りました。前哨戦も勝ち、本番でも大崩れしなかった。まぐれでは絶対出来ないことだ。池江師は「扉を開けなかった」とコメントしたけど、扉はもう開いてるよ。
あーくやしい、ちくしょう。結局またモンジューに負けちったな。もうこうなったら菊花賞でバンデ君を買い目に入れるしかないな。

一方、国内では東西でスーパーG2なwktk週だったんですが、こっちもこっちで凄かったですね。京都の開幕週だったのでゴールドシップが負けるのは予定調和でしたけど、ヒットザターゲット…ちくしょう狙うタイミング一つ早かったか。ちなみに僕はデスペラード狙ってたんだけど後で馬体重を聞き、出す前に賢者モードという初体験でした。レースを見た感じだと…トーセンラーはあんなもん。府中はしんどいしマイルCSにでも出た方がいいんでね? アンコイルドは力付けてますね。ジャイアン産駒は調子崩したらそれまでという印象だったんだけど…母系の優秀さが効いてるのかな? ていうか母系はそれこそトレヴと同系なんだよね確か。府中実績もあるから本番でも抑えておこうかな。トグロが復調見せてたのは嬉しかった。さてゴールドシップ、敗因はハッキリしてるんで気にすることないです。府中の1800〜2000はベスト条件だと思うけど、天候荒れない限りは高速馬場だろうしなぁ。そしてやっぱり陣営が気に入らない。ウチパクは「走る気」とよく言うけど、ゴールドシップは単にある種の他力本願な所が付いて回るだけ。精神論で片づけてる風なのがどうもね…。まぁウチパクさんは僕の記憶が間違ってなければ、レース回顧のイベントで「血統理論とかデータとかそういうの全然分からないんだよね」とアンカツさんみたいなこと言ってたから納得はしてるんだけど。それフォロー出来ない須貝師はしっかりしてくれっていうね。
毎日王冠はユーイチが神騎乗しててワロタ。レースそのものは、引っ張って行ったクラレントの上がり3Fが33秒前半なので何もありません。シルポ先生ガッ居ないとこうなります。要するに僕はトウケイヘイローを本命にするつもりと言うことです。